[ひよこ日記] ミャンマーの新しい仲間4最終回
2021 / 08 / 02 ( Mon ) 多民族国家で永く国軍の政治的/経済的影響力が強いミャンマーですが
一般的には発展途上のイメージがあります。 政変前直前には飛躍的に経済成長を遂げていたとはいえ、特定技能を 進めようとした当時2019年でもインターネット、電力、消費市場などが やっと日本に近づいてきたという印象でした。 今回、人材を受け入れるにあたり、ミャンマー国内の社会福祉事情を 調べてみると高齢者介護についてはこれから制度が進んでいく入り口 の印象で、「まぁそうだろうなぁ」と思ったのですが、障がい者支援 については予想を超えていました。 ・障がい者のための職業訓練校 ・知的・身体的障がい児の「里親」支援 ・国立の盲学校 ・障がい者雇用の手引き 数はまだまだですが、基本社会福祉省の管轄の機関として、NGOやNPO運営の 支援校もいくつもある状態でした。 既に2000年から特に日本のNGOやNPOが積極的に政府と協力していて、 日本人がメインスタッフとなり活動している機関もある状態でした。 このような形の背景としては国軍の関与も大きいようです。 戦争負傷兵のセカンドステージとしての機関としてのスタートのようですが 近い将来は障がい分野の技術や情報の交流が進むと見こし、まずは介護人材 としての関りをきっかけとし、障がい分野の交流を国際社会福祉として進める事を 視野に入れ、人材受け入れを進めています。 かといえ、現在受入予定者は政変で入国迄の経済活動が全くできない状態で、 生活もままならず、今回ぷらちなとしてカンパを集めようという事になりました。 各事業部のスタッフに声をかけて頂き、是非皆さんのご協力をよろしく お願いいたします。 |
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